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Hawaiiが気になるGadgeteerのブログです

白くまくん × eRemote × Alfredカメラ

白くまくん設置

真夏に家を空けると、帰ったときに暑すぎてビックリです。戸建ての我が家は、2階がリビングなのですが、天井の懐に余裕が無いせいか、屋根からの輻射熱が半端ないのです。

留守にして家を閉め切っていると40℃超えることは猛暑の今年に限ったことではありません。

なので、生きた植物はことごとくダメになります。植物のみならず、ドアノブ等の建具とかも劣化が激しい気がします。同じ建具でも1階のものはそこまで劣化していないのに、2階のはメッキが剥げてきたりしています。

また、電化製品にも負荷を与えます。特に冷蔵庫は、温度に影響されるので、電気をくうし寿命も短くなるしで良いことありません。

そんな2階の空間をどうにかしたいと以前から思っていたら、使っていたエアコンがリコール対象になりました。2000年製のビーバーエアコンで、三菱重工が初めて出した再熱除湿できる製品です。

これは、最初から設計ミスがあり、フィンに結露した水が滴り落ちる時に基盤に飛び跳ねるため、設置後すぐに基盤ごと取り換え+飛び跳ね防止のスポンジのようなものを取り付けるという処置を施した製品です。

このエアコンが「室内送風用ファンモータのリード線接続部から発火に至るおそれがある」ということで今年リコール対象になりました。

流石に18年も使ってきたので、これを機にエアコンを取り換えることにし、今時再熱除湿エアコンの選択肢が少ない中、型落ちの白くまくん(RAS-W40F2)を楽天でみつけて購入。

今までの2.8kWから4.0kWに能力を上げたため100V → 200Vに変更する電気工事も伴い設置工事費が思いのほか高くなったのですが、梅雨明け前に設置できたので、この夏の猛暑では大活躍しています。

 

eRemoteで白くまくんの遠隔操作

この白くまくんを遠隔操作し、留守の2階の空間を少しでも温度を下げられないかと思い、当初は白くまくんの純正無線LAN接続アダプター(SP-WL2)の購入も考えたのですが、取り付け工事が若干面倒なため、結局Link JapanのeRemote RJ-3を購入することにしました。これなら置くだけです。温度センサーも内蔵です。

eRemote の設置については、若干Wi-Fiの設定に手間取りました。1回目は2.4GHzではなく5GHzに接続して失敗。そのせいか2.4GHzに接続しなおしても失敗。失敗した人用の誘導に従って、本体リセットし一度スマホと直接つないで設定してみても失敗。その繰り返しを4,5回やるうちに何とか接続。10分以上かかったかな。

 

次にリモコンの設定です。ここで期待を裏切られます。

エアコンのリモコンとして設定しようと自動マッチングを試みるも「サーバーが混雑しています」。

しょうがないので手動マッチングで設定。プリセットの一つとマッチングしたので、とりあえずそれを使用。

ついでにテレビもプリセットで反応したので、設定。

さらに照明もと思い設定したのですが、学習させても反応なし。

その後エアコンもカスタマイズで学習させても反応なし。

結局、プリセット対応のエアコンとテレビしか使えないことが発覚。

しかも、温度表示しないし・・・・

エアコンの基本的動作には問題ないので、まあこれでよいかと妥協することにしました。

(その後、放っておいたら3日ほど経って室内温度を表示するようになっていました。ただし、多くの人が指摘しているように実際よりも3℃~4℃高めに表示するようです。

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Alfredカメラで白くまくんを遠隔監視

eRemoteで遠隔操作できることは確認できましたが、エアコンが本当に動いているのか停止しているのか映像で確認したいと思いArloのようなセキュリティカメラの設置も考えました。しかし、エアコンの動作確認だけに数千円をかけるのはもったいない気がしたので、使っていないスマホをカメラとして使うAlfredカメラをとりあえず使ってみることにしました。

使っていないスマホはZenfone2(ZE551ML)。画面にヒビが入ったためこの1年ほど使用しておりません。

Zenfone3とZenfone2それぞれにAlfredカメラをインストール。それぞれ設定したら、すぐ使えます。

カメラ側のスマホ(Zenfone2)をエアコンの見えるところに温度計とともに設置。温度計の液晶画面が見にくかったのですが、カメラ側のスマホ(Zenfone2)のライトを遠隔操作できるので、画面に映っているものは大体わかります。有料バージョンだと解像度がもっと高いようですが、Freeバージョンでも当初目的は達成できそうです。

数日、運用したところ、何回か「このカメラはオフラインです(7007)」という表示が出て使用できないことがありましたが、いずれもカメラ側のスマホ(Zenfone2)で複数のアプリが自動更新されたあとだったため、カメラ側のスマホ(Zenfone2)の設定を「自動更新しない」にしてからは、落ちることなく稼働してくれてます。  
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この夏の留守の間にペットならぬ白くまくんの見守り遠隔監視として活躍してくれるでしょう。